「三島大根」
「坂もの」の代表格として栽培されてきた大根。
坂地区では、たくあんに適した品種の大根が生産され、
富士山と駿河湾を背にたたずむ「干し大根がくや」の景観は、
壮大な力強さと古き良き日本を感じさせます。
江戸時代から
変わらない景色
「箱根山に雪が降ったか」
箱根山への峠道を挟む大地に広がる、純白のカーテン
干し大根の風景は、100年以上もの時を経て
多くの人々に冬の訪れを感じさせてきました。
後世に残したい
伝統行事
「富士の白雪ァノーエ」の文句で知られる三島農兵節。
昭和初期、平井源太郎が東京や大阪などへ赴き、坂地区の大根を
つれて農兵踊りを披露したのが、現在の“三島といえば農兵節”の
きっかけでした。源太郎の力で「坂もの」としての大根は高く評価され、
関西地方を中心に、全国への出荷が始まりました。
100年愛される
三島の味
大戦中に軍の保存食として、
重宝されていたたくあん。戦後に市場流通を始めると、
「色・形・味の良さ全てが揃っている」と
主に都市圏で人気を見せました。大振りで断面が綺麗な円形の箱根
たくあんは、かまぼこと同じ値段がついたこともあるといいます。
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